1. トップ > 実録!出会いの形~偽名な出会い~



メールでは終始指導権を握っていたのぞみ



「・・・もしもし」



初めての電話では「もしもし」という言葉にすら少し緊張がうかがえる。



その緊張が初々しくて一言一言がろびんのスグルを刺激する。




いろいろ話をしているうちに徐々に慣れてくるのぞみ



「本当に彼女いないの?」


「いないって言ってるじゃん」


「本当に本当??」


「そうだよ。いないって。どうして信じてくれないの?」






これだけ詮索してくるってことは、ろびんに対して好意をもっているということだろう。

しかし、声だけで好意を持つってことは、とんでもないブーちゃんなのでは・・・

という恐怖に襲われた瞬間だ。

まぁ、ろびんも声がかわいいってだけでムラムラしてんだけどね(笑)





「だって話聞いてるとモテそうなんだもん」


「バイト先も学校も男ばっかりだからモテようがないの!そんなとこでモテてもヤだしな。

ところで何カップなの?のぞみこそ本当に彼氏いないの?」


「いないもん。学校女子校だしだからね。
部活ばっかりやってるから男の人に会う機会なしだよ」


「元カレは?」


「・・・・・・」


「付き合ってたことあるの?」


のぞみ「・・・内緒!」






相手が見えない分 情報に渇望しているのかもしれない。





その日は学校のこと、好きなドラマの話等、世間話をして電話を切った。












翌朝、メールの着信音でろびんは目を覚ました。

布団から手を伸ばして携帯を見る。



「おはよう!これから学校行ってくるね!寝坊してちゃだめだぞ!」



のぞみからのメールだ。

相変わらず語尾全てに『!』が付いている。




「おはよ。朝早いっスねぇ。・・・察しの通り寝坊中です。」




と返信して布団の中にもぐりこむ。


しばらくすると、再びメールを着信する


「あーずるい!のぞみももっと寝たかったのにがんばっておきたんだゾ。

ろびんも起きて!」




そんなかわいいメッセージを見ても眠いもんは眠いんだよ!!


朝から意味のないメールで起こされて不機嫌なろびんは

会ったこともない女に無償に腹が立った。




(毎朝これだったらたまったもんじゃないなぁ。)





その後は、昼休みと思われる時間・放課後と思われる時間にメールを受信した。


最初はメールをするのが楽しかったが、徐々に面倒になってきた・・・



面倒に思っていたが、簡単な内容の返信だけしておく。

・・・実際かわいかったらもったいないからね






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