1. トップ > 実録!出会いの形~偽名な出会い~



他の人がどうだかわからないが、

ろびんは精神的快感を実感すると脳みその真中あたりがじ~ンとしびれる感覚に陥る。

なんとかっていう脳内物質が分泌されているのかもしれない。


初めて好きなコとキスをしたとき、抱きしめたとき

大きなものを成功させたとき

ライブで大はしゃぎしたとき

お酒を飲んだとき(←これは違うか?)


肉体的ではなく精神的に快楽を感じる。

のぞみに好きと言われ、ろびんはまさにその状態になっている。




じ~ん




のぞみの顔を見る。

少し不安そうな顔でこっちを見ている。

相変わらず桃色のほほ。

少し潤んだ瞳。



もう一度キュっと抱きしめる。


「ちょっと痛いよ・・・。」


のぞみが少し笑いながら言った。

さっきまでのささやくような声ではなく、いつも通りの元気な声だった。


「あ・?あぁ、ゴメンゴメン」



ろびんも少し笑いながら答える。




「勉強の続き・・・やる?」



再びやる気を出しているスグルと相談しながらも、のぞみに聞く。

順番的に言えば、付合ったからえっちは有りだろ?


「・・・う~ん。」


のぞみは少し悩んだ表情を浮かべる。









ん?勉強するかえっちするか悩んでるのか?














そうか!えっちの前にキスしなきゃいけないんだ!














「そろそろ帰らなきゃ行けないんだ。」



ガクっ・・・(-_-メ)








でも出ましたね!清純少女につき物の大敵

門限!!


親にどーこー言われちゃかわいそうだしネ。




「もう帰っちゃうのか・・・さみしいな」

「そ・だね。」

「もっといろいろ教えたかったのになぁ」

「うん。英語も理科も教えて欲しかったもん」


勉強以外を教えたかったんだよ!


「次はいつ会えるかなぁ・・・」

「テスト期間中は?部活ないから早く帰ってこれるでしょ?」

「う~ん。わかんないけど、がんばってみる」


そういってのぞみは机の上に出ていた勉強道具を片付けた。


「そろそろ送るよ。」


ろびんキャッスルでの滞在時間1時間強。

あっけない帰宅だ。


二人は車に乗り込む。

キーをまわし車を走らせる。




「・・・本当にのぞみでいいの?」

「もうそんな聞き方すんなって。」

「・・・のぞみでいいってこと?」

「そうだよ。のぞみだからいいんだよ」

「付合ってるんだよね?」

「付合ってるんだよ」


ろびんは助手席に目をやると、のぞみがニコニコしながらこっちを見ている。


「何だよ・・・。そんなに見るなよ」

「だって、次いつ見れるかわからないじゃ↑ん

「やめろよぉ」





のぞみは車の中では終始ろびんの方を見てニコニコしていた。



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